赤ちゃんが生まれて、家の中が明るくなったけど、あわただしくなり、ママのやることは日に日に増えてきて・・余裕もない日々。
初めての育児は想定外のことがたくさん起きます。
新生児の赤ちゃんはずっと寝てばかり、でもまとめては寝てくれません。
そして、始まる夜泣き・・
何時に寝て、何時に起こせばいいの?授乳の時間など、今回は赤ちゃんの一日のスケジュールについてです。是非、参考にしていただければと思います。
大人も赤ちゃんも、スケジュールは大事です。
赤ちゃんの一日のスケジュールは、月齢や発達段階によって異なりますが、一般的な例を以下に示します。これは、新生児から1歳くらいまでの赤ちゃんに共通する基本的なスケジュールの目安です。

1.赤ちゃんの1日のスケジュール(0ヶ月~12ヶ月)※例
新生児(0~3か月)
新生児は、基本的に「寝る」「授乳する」「おむつ替え」の繰り返しです。
- 6:00 起床・授乳
- 6:30~8:00 眠る(昼寝)
- 8:00 授乳、おむつ替え
- 8:30~10:00 眠る(昼寝)
- 10:00 授乳・抱っこで遊ぶ
- 10:30~12:00 眠る
(このリズムが24時間続く)
生後4~6か月
昼夜の区別がつき始め、昼間は活動が増え、夜は少しまとまって眠るようになります。
- 6:30 起床・授乳
- 7:00~8:00 遊ぶ(おもちゃや腹ばいの練習など)
- 8:00~9:30 朝寝
- 10:00 授乳・おむつ替え
- 10:30~12:00 遊ぶ
- 12:00~13:30 昼寝
- 14:00 授乳・散歩や外遊び
- 15:30~16:30 夕寝
- 17:00 授乳・家族と過ごす時間
- 18:30 お風呂
- 19:00~ 授乳・就寝
(夜間は授乳で2~3回起きる場合も)
生後7~9か月
離乳食が始まり、活動時間がさらに増えます。
- 6:30 起床・授乳
- 7:30 離乳食
- 8:00~9:30 遊ぶ・朝寝
- 10:00 授乳
- 11:30 離乳食
- 12:00~13:30 昼寝
- 14:00 授乳・散歩や遊び
- 15:30~16:30 夕寝
- 17:00 離乳食
- 18:00 お風呂
- 19:00 授乳・就寝
(夜間の授乳回数は減る傾向)
生後10~12か月
1日2回の昼寝が一般的になり、夜間はまとまって眠ることが多くなります。
- 6:30 起床・授乳または朝食
- 7:30~9:00 遊ぶ
- 9:30~11:00 朝寝
- 11:30 離乳食
- 12:00~14:00 昼寝
- 14:30 おやつ・遊び
- 17:00 夕食
- 18:00 お風呂
- 19:00 就寝
(夜間は多くの場合、連続して眠る)
赤ちゃんの個性や家庭の状況によってスケジュールは異なるため、大まかな目安として参考にしてください。赤ちゃんの様子を見ながら柔軟に対応することが大切です!
↓スケジュール帳。こんなものもあるんですね。私は病院で頂いたスケジュール帳を使用してましたが、知ってたらこれ買ってた!!

赤ちゃんが寝てくれない原因
赤ちゃんがなかなか寝てくれない原因は、月齢や個々の性格、周囲の環境などに影響されることが多いです。以下に主な原因を挙げ、それぞれの対策を紹介します。
1. 眠るタイミングが合っていない
- 赤ちゃんは疲れすぎたり、逆にまだ眠くなかったりすると、眠るのが難しくなります。
対策
- 赤ちゃんの眠そうなサイン(目をこする、あくびをする、ぐずるなど)を見逃さないようにし、適切なタイミングで寝かせる。
- 月齢に応じた1日の睡眠時間や起きている時間の目安を参考に、リズムを整える。
2. 昼夜の区別がついていない
- 生後数か月の赤ちゃんは、まだ昼と夜の区別がつかず、夜中に元気になってしまうことがあります。
対策
- 昼間はカーテンを開けて明るくし、夜は暗くして静かな環境を作る。
- 昼間は外に出て散歩し、自然光に当たることで体内時計を整える。
- 夜の授乳やおむつ替えは最小限の光と声掛けで静かに行う。
3. 環境が快適でない
- 暑すぎたり寒すぎたり、音がうるさい、明るいなど、寝室の環境が赤ちゃんに合わない場合。
対策
- 室温は20~22℃、湿度は50~60%を目安に調整する。
- 寝室は暗く静かにし、赤ちゃんにとって安心できる場所にする。
- 背中の汗や服の着心地を確認する。
こちらの記事も参考にしていただけると嬉しいです。↓
寝かしつけ・・毎日抱っこ、背中スイッチ、夜泣き・・もう疲れた!誰か助けて!!みんなどうしてるの!?
新生児は少しの音でビクッと体が反応(モロー反射)して、寝ていても起きたりします。こういったアイテムで驚くほど寝てくれたりしますので、いろいろ探してみてください!私はタオルを巻いたりしていましたが、後でこんなものがあったと知り、後悔しました。

4. 体調不良や歯の生え始め
- 風邪、便秘、湿疹、歯ぐきの痛みなど、体調が原因で眠りにくいことも。
対策
- 赤ちゃんが不快そうなら、体温や体の様子をチェックする。
- 歯が生えてきている場合は、冷たい歯固めなどで痛みを和らげる。
5. 興奮しすぎている
- 寝る前に遊びすぎたり、大人が刺激的な音や動きを与えたりすると、赤ちゃんが興奮して眠れなくなることがあります。
対策
- 寝る1時間前から、落ち着いた時間を過ごすようにする(絵本を読む、抱っこでゆらゆらするなど)。
- テレビやスマートフォンの画面は見せない。
6. 生活リズムが乱れている
- 不規則なスケジュールや昼寝の時間が長すぎると、夜に眠れなくなることがあります。
対策
- 毎日ほぼ同じ時間に起き、寝るリズムを整える。
- 昼寝は月齢に応じた適切な長さに調整する。
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7. 分離不安や不安感
- 特に生後6か月以降、赤ちゃんがママやパパと離れることを嫌がる「分離不安」で寝かしつけが難しくなることがあります。
対策
- 抱っこやトントンで安心感を与える。
- 添い寝や近くで見守ることで、不安を和らげる。
8. お腹が空いている、またはお腹が苦しい
- 授乳のタイミングや消化の問題で、眠りを妨げることがあります。
対策
- 寝る前に授乳やミルクをあげ、適度に満たしておく。
- げっぷをしっかりさせてから寝かせる。
赤ちゃんが寝ない時は、焦らず一つ一つ原因を探り、適切な対応を試してみてください。また、心配な場合や睡眠の問題が続く場合は、小児科医や保健師に相談することをおすすめします。

